私の履歴書第1弾 [私の青春時代]
私達の時代は、女性が適齢に成ったら結婚するという事は、
当たり前で、23,4歳が結婚適齢期だった!
相当小さい頃から、そういう概念の中で、生きてきた!
女子は中学を卒業する頃には、高校へ行くか、花嫁修業の為の
各種学校へ行くか、自営の人は、家業を手伝うかの選択を余儀なくされた!
恋愛結婚をするという事は、結構特殊な事だった!
都会に生活している家はもう少し違ったかも知れないが
私の地元では、見合い結婚率がおおよそ70%位だったと
推察する?!
私は商業高校を卒業し、T自動車販売の経理部主計課という
小難しい固い感じの厳めしい部署に配属された
(多分簿記とか珠算とかの1級とかを持っていたから・・・?!)
私は子供の頃から、ファッションが大好きで、
今で云う処の 【アパレル業界】で、働きたかった
でも、父親はT自動車なら、誰でも知っている一流会社だから
にべもなく、T自動車の入社試験を受ける事となった!
もう一つの理由は、高3の一学期の早い時期に、入社試験が
あったので、合格すれば、後は遊んで暮らせると思ったから
この会社は、受付と秘書課だけが、制服で、
後の事務系の部署は全て、私服だった!
当時OL(オフィスレディ)は、制服の事が殆どだったので、
画期的だったとも云える・・・
当然お堅い職場なので、私服はきっちりした物しか
駄目なのに、空気が読めない(読みたくない)私は、
本領発揮とばかりに、毎日好きな洋服を着て出社した
今みたいにファストファッションが有るわけでもなく、
勿論好きな洋服を自由に買える訳もなく、ひたすら
大塚屋という安い服地屋へ行って、休日はひたすら
ミシンを踏んで作り続ける日々だった!
洋裁学校へは行ったけど、基礎縫いが嫌で
自己流で作っていた!
ある日、常務秘書に呼び出され、
『常務があなたのスカートに目がいって、仕事が手に付かないから、
明日からスカートの丈を5,6センチおろしてきなさい!』
と、命令口調で言われ・・・・・
仕方なくチョッとだけ直したけれど、その数か月後には、殆どの女性社員のスカートが
ミニスカートになってしまったのだ!
ツイギィーが世の中を席巻していた時代の話
続きは何れまた・・・・・・・・